†…3…†

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「いや~俺気になったらすぐ違うことしちゃうんだよね…それでちょっと戻ってきた」 「ふ~ん?何か用事でもあったの?」 「あ、一条今のはちゃんと褒めてるからな?でも結城さん以上の人は存在しないから気にすんな!!」 どうやら彼は、誰かが話しかけようが、話しかけられまいが、ほっといたら勝手に話す性格のようだ。 「ホント嵐みたいな人ね…」 「大地はみたいじゃなくて嵐そのものだからな」 再び彼は、嵐のように好き放題話を進め始める 「それで気付いてる?一条も結構人気あるんだぜ?その艶びやかな黒髪長髪ロング!!いじめられたがりには堪らない姉御で強気な口調!!学年でもかなりの上位に入りますよ?でさ~さっき気になったんだけど、なんだっけ?電話の被害者だっけ?俺わかるよ?」 「えぇ!?夢見ちゃんそんなに人気あるの!?ライバル出現の危機だなぁ…」 「七海そんなことどうでもいいわ、心配しなくても大丈夫だから」 話が流れないように、夢見が七海の相手をし、蒼空が大地から聞き出す。実に理に適ったコンビネーションである。
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