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ピンポーン!
…マジで何なの、今日は…まだ寝入ってから2時間しか経ってないんだけど。
インターホンのモニターを覗くと、スーツ姿の男が三人、立っていた。
黒いスーツに黒いサングラスで、三人とも同じように見えた。
「はい」
かなりイラッとした声で、俺は応対した。
「突然のご訪問、申し訳ありません。本日、佐倉 拓也様のゲーム参加に際し、支給品のお届けと、ゲームの簡単なご説明に参らせていただきました」
相手は、至って淡々と話した。
さっきのメールのことか?
だけど…俺はそんなゲームに応募した覚えはない。
「いや、応募した覚えないです」
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