働けど我が暮らし楽にならず

新人さん

山ちゃん『マジ？ 助かった!! すぐ行く!! 何飲む？買って行くよ』

おいら『そんなんいいから早く来い!!』

山ちゃん『…分かった!!』

電話を切って積み込みを再開しようとしたら、雷さんのトラックがセンターに入ってきました。

(嘘～ん いつもより早いやん!!)

雷さんがトラックを横に止め、降りてきました。

おいら『おはようございます』

雷さん『…やっぱり おはよ』

おいら『バレてますよね(笑)』

雷さん『だって山ちゃんのレジャーないからね』
※レジャー 無線用語で乗用車

おいら『ですよね(笑)』

雷さん『で まー君が代わりにセットしてるんだ…』
※セット 無線用語で積み込み

おいら『…はい』

雷さん『本人は？』

おいら『もう直ぐ来ます』

雷さん『ふぅ～ん…』

おいら『…(怒ってる) 今回の遅刻は おいらが厳しく言います』

雷さん『…分かった まー君に任せる』

おいら『はい』

雷さん『最近の山ちゃんオカシイから しっかり言わないと また繰り返すよ』

おいら『分かりました キツく言います』