働けど我が暮らし楽にならず

新人さん

おいら『うん 優しいからコーヒーで許す(笑)』

ヤン『一本でいいの？』

おいら『一本でいいよ 但し直ぐ飲みたいから １分でね(笑)』

ヤン『分かった』

財布から小銭を取出しながら、ゆっくりと歩いていくヤン…

必死に笑いを堪えるおいら…

自販機の前に着き、小銭を入れボタンを押そうとするヤン…

ヤン『売り切れじゃん!!』

小銭を自販機に残したまま、こちらに走ってくるヤン…

おいら『まぁ～だぁ～？』

ヤン『売り切れてるじゃん』

おいら『嘘？ で？』

ヤン『イヤ… 売り切れてるから…』

おいら『ふぅ～ん で？』

ヤン『分かった 今からコンビニ行ってくる』

おいら『１分過ぎちゃうね(笑)』

ヤン『!! ハメやがったな』

おいら『あらやだ ハメるだなんて…(笑)』

ヤン『売り切れ知ってて 買わせに行かしたな？』

おいら『何言ってるのか 分かりましぇ～ん(笑)』

ヤン『……』

おいら『ほれ 諦めて電話しな(笑)』

ヤン『まだ 貸してくれるか分からないよ』

おいら『ダメだったら 諦めるから(笑)』