働けど我が暮らし楽にならず

コンビニ店長

その日は、いつも通りに配達をこなして、嫌な店長がいる店に到着しました。

到着時間はいつも通りで、いつもの様に店に入り、店員に声を掛けて裏のストック場所に置いて来ると伝え、裏に周りました。

トラックを裏口に着け、荷台か米を引っ張り出していると、後ろで声がしたので振りかえると、あの店長が電話の子機を耳に当て、店から出てきました。

おいらは、挨拶しようとしましたが、店長は電話中だと思い、そのまま挨拶せずに荷降を続けました。

荷台から台車に米を積んでると、『おはよ。』と店長の声したので、おいらは店長に挨拶しようと手を止めました。

おいら『おは…』

すると、店長はまだ電話中で、ﾁﾗっとおいらを見ると、そっぽを向き、電話を続けてました。

おいらは、また挨拶しそびれたと思いましたが、店長は電話の相手に挨拶したのか、おいらに挨拶したのか分からないので、電話が終わってから挨拶しようと決めて、台車に載せた米を落とさぬ様、気をつけて運びました。
※店長の前で落としたら、何言われるか分からないので…。

そして、米を入れ替えてると、後ろから怒った口調で、店長の声がします。