コンビニ店長

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一方的に言われたおいらは、店長を追い掛けて店に入ろうか迷いましたが、【相手はお客様】なので、我慢して、そのまま表から店に入り、店員に受領証を貰い帰りました。 帰りの道中は、店長とのやり取りを思い出し、どの道を通って帰ったかも分からない位、頭に来てました。 それから1週間、おいらは一方的に言われた事に対する怒りが、片時も頭から離れられず、次に配達に行ったら、店長に話してみようと思ってました。 そして配達の日、いつも通り配達を済ませ、あの店長がいる店に着くと、裏に米を置いて、表に周り店員に店長を呼んで来て貰いました。 少しするとダルそうに、事務所から店長が出てきました。 おいら『おはようございます。』 軽く会釈をしながら、挨拶しました。 店長『あぁ~、キミか…。おはよ。』 店長『で、話しって何?』 おいら『先週、【挨拶が無い!】って、怒られたじゃないですか?』 店長『あぁ~、それの話し…。』 おいら『はい、あの時自分は…』 店長『話し長くなる?』 おいらが話し途中なのに、店長は不機嫌な顔して、また被せてきました。 おいら『いや、そんなには長くならないです。』
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