働けど我が暮らし楽にならず

コンビニ店長

おいら『この度は、会社に迷惑かけてしまい、本当にスミマセンでした。』

深々と頭を下げて、言い終わるおいら。

社長『…』

下を向いたまま、社長の返答を待つが、無言のままの社長…。

ヤバイ…
相当ご立腹だ…。

覚悟を決めて、頭を上げようとした時、社長が話し出しました。

社長『頭をあげなさい。』

おいら『はい。』

社長『今回のいきさつは、マ○イで聞いて、さっき所長にも聞いたが、大分食い違っていた。』

おいら『…。』

社長『私は、君が取った行動は、正しいとは思わない。』

おいら『…はい。』

社長『だが、社長や会社など肩書を抜きにすれば、私も文句を言ったな(笑)。』

おいら『…え？』

社長『我慢ならなかったんだろ？』

おいら『…はい。』

社長『但し、今後この様な問題は、一切起こすなよ。』

おいら『えｯ？』

社長『後で、所長に始末書提出しときなさい。』

おいら『クビじゃないんですか？』

社長『次に問題起こしたら、クビだな(笑)。』

おいら『ありがとうございます。』

社長『あと、君のしていた仕事無くなったから、２ヶ月倉庫内作業。』

おいら『えぇ～!!』