働けど我が暮らし楽にならず

ステーキの○ん

じゅん『２人の子供… 流れちゃったんだ…』

おいら『えｯ？…』

じゅん『やっぱり１回堕胎してるから流産しやすくて…』

おいら『……』

じゅん『ゴメンね…』

おいら『いや こっちこそゴメン…』

じゅん『…頑張ったんだけどね』

おいら『……』

じゅん『お医者さんが流産するかもしれないから【絶対安静】って言われて…』

おいら『……そうか…』

じゅん『…八ヶ月までお腹の中に居てくれたんだよ』

おいら『…頑張ったんだな…子供もじゅんも…』

じゅん『…うん 後二ヶ月だったんだけどね…』

おいら『……そうだな… でも頑張ったな…』

じゅん『……女の子だったんだ…』

おいら『……そうか女の子だったんだ…』

………

……

…

しばらく沈黙が続き、優しい声の一つも掛けてやれない自分が、なんてちっぽけな存在なんだと思い知らされました。

おいら『…で 今はどうしてるの？』

じゅん『…今はね 旦那がいたんだけど別れて×１なんだ(笑)』

おいら『…そっか苦労してるんだな』

じゅん『でも 辛い事だけじゃ無いんだよ』

おいら『いい事あったん？』