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いつもの時間に学校に着いた俺
4階の教室まで息を切らしながら階段を上る
教室に入るといつも早く来てる女子が2人
女子A&B「おはよー」
俺「おはよー!」
やっぱり俺が誕生日だなんて知らないよなと少し残念に思って席に着いた
しばらくすると仲の良い男子達が来たのでベランダで話すことに
男A「今日ってお前の命日だろ?」
俺「まあね…って俺死ぬのかよ(笑)」
男A「ということで今日無視するから」
男B「ひどいな(笑)」
男C「おっ!○○!(俺の名前)誕生日おめでとう!」
結局おめでとうを言ってくれたのはその一人だけだった
1時限目は古文だったのが自習になった
古文の先生の代わりに可愛い教育実習生が来て、ちょっと盛り上がった
自習といっても勉強をしている奴はほとんどいなくて、本を読んでる奴や喋っている奴がほとんどだった
ふと、俺はなんか変な空気だと思った
自意識過剰かもしれないが視線を感じた
クラスのムードメーカーをみると何かをやろうとしていた
どうやら他の奴も何をやるのか分かっているようだった
なんか俺は省かれている気がした
友達を何人かにらめつけた後、俺は読書という現実逃避に身を投じた
そしたらクラスのムードメーカー(=A)が驚きの言葉を発した
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