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「そ・れ・に・夏バージョンだから少し大胆なのよ?スカートの丈とか少し短いのよ?」
「その情報になんの得があるんですか…?」
「あら?男の子ならはぁはぁ物じゃないのかしら?しゃがんでも見えるか見えないかのラインよ?」
「ここはカフェじゃないんですか…?」
はたから見るとメイド喫茶と勘違いされるのでないだろうか…?
「あら?カフェよ?」
「ならカフェらしくしてください…メイド喫茶と勘違いされますよ…」
「兄さん…やっぱりメイドさんが好きなんですか…?なら家でもこの格好します」
「頼むからやめてくれ…」
「照れなくてもいいですよ?」
遥はそう言いながら自分の顔に両手を当てる。
「彼方君みたいにこういうのが好きな人もいるからいいんじゃないかしら?」
「それはマスターみたいな人達の事です…」
こんな調子で準備をしていたので…。
準備が終わった頃には日が落ちていた…。
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