ブラコン過ぎる妹

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そして…時は流れ。 昼前。 俺は駅前の広場にある時計台の下に一人佇んでいる。 なぜ、こんな所に一人でいるかと言うと。 「兄さん~!お待たせしました…待ちました?」 「ああ」 短くそう答えると、遥は不満そうな顔になり。 「もう…兄さん、こういう時は待ってないよ?とか今来たところ…て言うんですよ?」 「待ったのは事実だ」 「そうじゃなくて…デートの時はそういうものですよ?はい…最初からやり直し」 そう言い残し、遥は離れて行った。 わざわざやり直すのかよ。 そして。 「兄さん~お待たせしました…待ちました?」 「いや待ってないさ!HAHAHA!」 満面の笑みで言ってやった。 「なんで外国人さん風なんですか?」 なぜ、こんな感じになったかというと…。 時は朝食の時にさかのぼる。
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