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遥は今、白のワンピースをきている。
なら…。
「汗で服が透けるぞ?」
ピタッと遥が止まった。
よし!作戦成功か?
これで腕を放すだろ。
「兄さん…チラリズムて言う奴ですか?」
へ?何言ってんの?
「見えるか…見えないかの方が男の人は興奮するっていいますもんね…服が透けて、微かに肌とか下着が見えたりするのがいいんですか?」
「おい」
遥は俺の話を聞かずに独り言のように続ける。
「兄さんもそういうのが好きだったんですね…我慢できなくなったら、いつでも言ってくださいね?」
「何をだ?」
「もう…そんなのわかってるくせに…イジワル」
この…変態妹が。
気のせいだろうか?
さっきから周囲の視線が集まっているような…。
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