ブラコン過ぎる妹

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「兄さんどこで食べるんですか?」 「そうだな」 駅前まで来てるなら。 「カフェラッティにするか?」 「カフェラッティに行きましょう」 「まあ、ここからなら近いから行くか」 「亜美ちゃんに会うの久しぶりです」 少し嬉しそうな顔をしながら遥は言う。 亜美と遥はお互いちゃん付けで呼ぶ合うぐらい仲がいい。 まあ、俺と幼なじみということもあり、よく家に遊びにきてたもんな。 「今日は亜美はシフト入ってるはずだからいるだろ」 「早くいきましょう…兄さん」 「引っ張るな」 腕を組んだまま引っ張るように急かす。 「わかったから、いい加減腕をはなせ」 「いやです」 今だ腕を遥に拘束されています。
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