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「あ!かなちゃんに遥ちゃんだ!」
カフェラッティに着き中に入ると亜美が俺達を見つけるなり駆け寄ってきた。
「亜美ちゃんお久しぶりです」
「うん!久しぶりだね」
「亜美、一応俺ら客だぞ」
「あ…そうだった!えへへ!いらっしゃいませ~!お二人様ですね?」
亜美は舌を軽くだして笑い自分の頭を軽く叩いた。
「ああ」
「こちらにどーぞ!ご注文がお決まりになりましたらお呼びください!どうかな?」
「最後がなければ80点だった、60点」
「かなちゃん厳しいよ~!」
「とりあえず仕事に戻れ」
「はいはい~またあとでね~遥ちゃん」
「はい、また」
賑やかな奴が去って静かになったとこで。
「おい、なんで隣に座ってるんだ?」
隣の席に座り俺にもたれ掛かってくる遥を見ながら言う。
「兄さんの隣にいたいからです」
「向かい側に座れ、それにベタベタ引っ付くな」
「兄さんのイジワル」
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