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女性物の水着コーナーに男一人でいると、なんか浮いてるよな。
考えすぎかもしれないけど、視線もチラチラ感じるしさ…。
そんな事を考えていると。
「兄さん、お待たせしました…」
カーテンが開かれて遥が姿をみせた。
「どう…ですか?」
なんていうか、直視しにくい。
「い、いいんじゃないか?」
遥を少し見てから気恥ずかしさも有り、顔を背けて言う。
「兄さん…ちゃんと見てください」
遥に頬を両手で頬を挟まれ正面を向かされる。
「どうですか?」
遥が着ている水着は白のビキニで真ん中の繋ぎに小さなリボンがあり、腰にパレオを巻いてる。
「いいと思う」
正直な感想だった。
「ならこれにします」
何と言う即決。
「他にもえらんだんじゃないのか?」
「兄さんが気に入ったみたいなので…これでいいです」
そう言って再びカーテンを閉めた。
改めて大学行かないのがもったいないと思うな。
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