背中合わせ。

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  君の歌声が、どうか街中に届きますようにと、 僕は祈りをこめて、走り続けた。 背中には、君の温もり。 背中合わせに座っている君は、まるで空を飛ぶ鳥のよう。 風の流れが楽譜だとしたら 君の手足はそれに音符を乗せるみたいに 自由にリズムを刻んでいく。 どうか、君の夢が叶いますように。 例え、それが君がこの街から離れるということになっても 君の声が、いつか世界中に届きますように。 .
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