空へ。

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いつも抱えていたクッション どれもペアの食器たち 旅行に行った写真 君との思い出が溢れた部屋に君だけがいない 少し強いシャンプーの香り 毎日当たり前に聞いた声 抱き締めたときの温もり 全て覚えてるのにもう感じることが出来ないね 何をすれば良かったのか 何が過ちだったのか 何も分からない僕が、君という花にトゲを持たせたね きっと今僕が出来ること それは君がずっと枯れないように ただ空から雨を降らせ ただ空から陽を照らして いつも君が笑っていますように 僕以外の誰かがそばにいても ただ君の幸せを空に願うから この想いは消さなくていいですか
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