参 為

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相為にはやっぱり一回俺から離れる時間を作った方がいい。 何故だかわからないけど此処なら大丈夫な気がする。 人斬り集団なのに。 「そうだ忘れてた。 芹沢鴨。」 「芹沢さんがどうかしたのかい?」 「一度会いたい。」 「何故だい?」 「俺達にとって芹沢鴨は先祖だから。 本当はどんな人なのか知りたい。」 未来に伝わった通りの人間なのかそうでないのか。 でも反応を見ている限りまだ何もしていない感じがする。 距離は置いているみたいだけど。 「…恪為。」 「どうした?」 「僕、がんばるからさ夜は一緒に寝て?」 「うん。いいよ。 それにそんなにずっとは離れないよ。」 そう言うと相為は安心したのかまた俺にくっつく。 さっきからくっついてはいたが完璧に顔までくっつけてきた。
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