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相為にはやっぱり一回俺から離れる時間を作った方がいい。
何故だかわからないけど此処なら大丈夫な気がする。
人斬り集団なのに。
「そうだ忘れてた。
芹沢鴨。」
「芹沢さんがどうかしたのかい?」
「一度会いたい。」
「何故だい?」
「俺達にとって芹沢鴨は先祖だから。
本当はどんな人なのか知りたい。」
未来に伝わった通りの人間なのかそうでないのか。
でも反応を見ている限りまだ何もしていない感じがする。
距離は置いているみたいだけど。
「…恪為。」
「どうした?」
「僕、がんばるからさ夜は一緒に寝て?」
「うん。いいよ。
それにそんなにずっとは離れないよ。」
そう言うと相為は安心したのかまた俺にくっつく。
さっきからくっついてはいたが完璧に顔までくっつけてきた。
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