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「まっ、まあ良いでしょう。早速、転生に付いて説明しますね?」
神は咳ばらいをすると、真面目な表情に変化した。
「まず、貴方の行く世界は異世界で世界『ユニオン』です。
簡単に言えば、剣と魔法の世界です。
まあ、ケータイ小説とほぼ同じですね」
「ケータイ小説って何だ?
俺は戦場に長期間いたから、最近の小説や娯楽なんて知らんぞ?」
すると神はクワッと表情を変え、両手で黒無の肩を掴む。
「いけませんね~~それは、貴方の死活問題です。ですから、今からアニメや小説を見ましょう
あぁ、そんなに怯えないで大丈夫ですよ?私が説明してあげますから
最もちょっとアブノーマルの部分は熱く語るかも知れませんが‥‥」
こ‥こいつヤバイ!?
何とかして逃げないと!!
ガシッ!!
「何処に行くんですか?
貴方には色々な事を教えなければいけませんねからね‥‥ふふふっふふふふっ」
「ちょっ!?誰か!?誰かー!!?」
ーー数十時間後
この空間では、眠いといった状態にならない。
要するに、テスト勉強に持って来いの空間である。
そして、神に受験生もビックリな程の詰め込みをした黒無はぐったりとしていた。
対して神は妙にピカピカした笑顔でいた。
「さて、話しの続きをしますね。
貴方には転生するに当たって、幾つかの能力を上げます。
あと我ながら長い話しをちゃんと聞いてくれたので、少し多めに叶えますよ?」
「では
変化可能な武器
探索能力
錬金術
魔法陣の知識
武器の技量
卓越な身体能力を頼む」
「探索・錬金術・魔法陣・身体能力は予想通りですが、武器の技量と変化可能の武器とは?」
「武器の技量は、剣や槍を実戦で使った事が無い為だ、恐らく今から行く世界には、銃なんて無いはずだ」
「はい、銃なんてありませんよ。まあ、遠距離の攻撃は魔法がありますから。
それで、武器の方は?」
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