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横山くんとは、何度も何度も身体を重ねた関係。でも恋人でもなく、汚れた関係。
「…なあ、なんで俺だけちゃうん?」
なんでやろ、何回も聞かれるけど答えられへん。
横山くんだけじゃないからなんかな。
「…やっと来た。遅かったな」
腕を引かれてベッドへ投げられる俺の身体。受け身が上手く取れへんかって痛い…、なんて呑気なこと考えてて。
「ナニ考えてんの?ナニも考えられへんようにしたろか?」
横山くんとは少し違って、少し乱暴なヤス。頷く俺に満足そうに微笑む。
「ひぁ、っあ…やぁ!」
痛いくらいに爪で引っ掻かれる俺自身の尖端。厭らしく垂れる先走り。そんな俺に怒ってるのか喜んでるのかわからないヤス、
「煩い、」
空いてる手で口を塞がれ、首筋を強く噛まれて残される痕。
「ふぅ、っう…ん」
それにさえ、漏れてしまう声。恥ずかしくて強く目を閉じヤスの髪を握り締めて必死に絶える。
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