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「実地演習の相手もっと強いヤツいないのかよ~。」
「おいおい仕方ねぇだろ。俺らのレベルが高すぎるんだしさ。」
「先生とかかかって来ないかな~。つまんないし。」
「さりげなく物騒なこと言うな。」
「だって先生とかならけっこう実力あったりするでしょ。同等かそれ以上。」
「まあ、そんくらいあるんだろうけど、大半の先生は引退した人ばっかりだぞ。そんな人にサラは戦えって言えるのか?」
「確かに考えてみれば言いにくいな。私たち以外のエリートちゃんはいないのかね~。」
「なにも考えずに言ってたのかよ。お前の思考回路はどうなってんだ。」
レンは少々呆れ気味に言い放った。
確かに今の騎士学校の生徒ではこの二人に敵う奴らはいないだろう。
なぜなら騎士学校は実力のあるやつからどんどん卒業、騎士団に入団していく…
そのため、生徒の中では早く卒業する者もいれば何年もいる者もいる。
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