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「もしもし~?」
いつものように、少しふざけて出た。でも、聞こえてきた声は全く知らない声…
「あの、私、ご主人と同じ会社の○○と申します。実は、ご主人が体調を崩されまして…」
私はかなり驚いた。何故なら、例えインフルエンザで40℃の熱が出ても普通に仕事してる人だったから。
「あ、あの、どんな状態なのでしょうか?」
「食事が取れないみたいで…病院へ行こうと言ってるんですが、奥さんに連絡して欲しいと。会社の方もとりあえず、戻った方が良いと判断しましたので、お迎えとか、来られますか?」
そんな事を聞きながら、どうやって旦那を迎えに行こうかと、あれこれ考えていた。
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