第03章 憎しみ

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「そうだなぁ~席は…「はいっ私の隣空いてますっ!」 平塚の言葉を遮るように茜が 勢い良く言った。 しかし、よく見ると隣の席の男子は明らかに茜に足蹴りされて椅子から落とされている。 茜、なんて無茶苦茶な… 「元気が良いのは何よりだが…」 さすがの平塚もドン引きだ。 「茜ずるい!私もっ」「ウチの隣も空いてるよ~!」「佐山くぅーんっ」 茜の一声で教室内の女子全員が 騒ぎ始める。(アタシ以外の) _
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