第03章 憎しみ

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―白斗と並んで廊下を歩く。 まず2人だけ、 という事はかなり珍しい。 なんたっていつでも 5人で行動してるから。 顔は合わせてるけど、 面と向かって2人だけで話す機会はそう多くないはすだ。 ふと、半歩後ろにさがって 白斗の背中を見つめた。 いつの間にこんなに大きくなったんだろう? あんなに小さかった白斗でも、成長したもんだなぁ… そう思いながら、 遠くに離れて行くその背中を慌てて追いかけたのだった。 _
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