第04章 過去
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その足音は、 ピタリと扉の前で止まった。 やっぱり誰か助けに 来てくれたんだ……! 速く助けて欲しくて、 アタシはウズウズしていた。 でも、その期待とは裏腹に扉は なかなか開こうとしない。 「なんで開けてくんないの…?」 思わずアタシがそう口にした瞬間、 びくともしなかった扉が 開いた。 _
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