いちごみるく

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 「アイツに何て言ったの?」  「ん?別に何って…。そうですねって言ったよ」  アイツと美雨が分かり合ってる感じがしてまたムカつく。  彼女はオレの小さな怒りには気付く様子もなく、鼻歌を歌いながら食料品を片付けていく。  「美雨…」  「ええ…、ちょっと…、遊?」  後ろから彼女を抱き寄せて、細くて小さなカラダに腕を巻き付けた。
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