5人が本棚に入れています
本棚に追加
坂道の半分ぐらいから、突如出没する、山側の溝。
それまでは薄茶色の薄い鉄板を蓋にして閉じてるけど、なぜか途中から溝が剥き出しになっている。
俺の蹴り続けた石も、まんまとその溝に落ち、画期的な遊びもそこで終了。
クソッ
っと思うけど、そんなことより残りの坂道の長さにうんざり気分。
坂道まで昇れば、あとは楽勝。
道路をまたぐ為の地下道を通り、行き着けの駄菓子屋を曲がれば俺の家。
家と言っても、市営団地だけど。
最初のコメントを投稿しよう!