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12年後
12年とゆう歳月で関羽は立派な青年に成長していた。
そして関羽はいつしか賊の間から"紅い死神"と称され、恐れられていた…。
「ぐわっ!!」
「ぎゃあ!!」
??「ハァ…ハァ…、くそっ!!」
??「全く、あんなに腕が立つと聞いたんですが、てんで駄目じゃないですか…。」
紅い髪の青年、関羽は得物の大鎌を振り回し、期待外れと言わんばかりに言い放った。
頭目「くそっ!!、何なんだこの餓鬼!?」
関羽「……餓鬼とは失礼な、僕には関羽とゆう、ちゃんとした名前があるんですが…」
子分1「っ!!、こ、こいつ、ま、まさか…」
子分2「や、奴に出会っちまった、お、お仕舞いだ…」
頭目「どうしたオメェ等!!、なに餓鬼一人にびびってんだ!!」
頭目は絶望に染まってしまった子分達を一喝したが、頭目はまだ気付いていなかった、目の前に居る青年の呼び名を…
子分1「お頭!!、逃げましょうよ!!」
頭目「な、何言ってんだ!!、てめえ等!、相手は餓鬼だろ!!」
子分2「お頭!、あいつが何者か解らないんですか!?」
頭目「ど、どうゆう事だよ…」
子分2「こ、こいつ"紅い死神"ですぜ!!」
頭目「なっ、こ、この、餓鬼があの"紅い死神"だと…」
関羽「へぇー、僕は貴殿方に有名なんですか、でも貴方達が襲ってきましたから、どんな理由でも許しませんよ?」
頭目「っ!!」
さっきまで威勢がよかった頭目だが、関羽が"紅い死神"だと知って怯え始めた。
関羽「さて、山賊の皆さん、死ぬ覚悟は出来ましたか?」
子分1「ひっ!!、ぎゃああああ!!」
子分2「助けてぇ!!、がっ!!…」
関羽は残っていた子分達を次々に殺し、後は頭目だけになっていた
関羽「さあ、最後は貴方です、覚悟はいいですか?」
頭目「や、やめてくれ…、た、助けてくれ!!」
頭目は逃げようとするが、関羽の殺気に当てられて動けなくなっていた。
関羽「…………死ね」
関羽は自分の得物である大鎌を上に突き上げ、頭目目掛けて降り下ろした。
ザシュ
関羽「……さてと、早く義姉さん達と合流しないと…ふぁ~~…。」
関羽は欠伸をしながらその場をあとにした、その場には山賊達の亡骸が大量に転がっていた。
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