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「ガガ、ガー」 学校からの帰り道。 それは突然後方に現れ、変な声を上げながら走って近付いてきた。 今日に限ってビリーはママのお手伝いで。 ……つまり、最悪なタイミングって事。 「ガガガ」 こんがり浅黒い肉体。 ブーメランパンツ。 爽やかな笑顔で胸筋を動かしながら、それは向かってくる。 「いやぁぁぁぁぁ!」 逃げなきゃ、早く逃げなきゃ。 私は悲鳴を上げて必死に逃げ出した。
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