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ビリーが凄いロボットだって聞いた事はある。 聞いた事はあったけど……。 一瞬の内にビリーは変態を空高く蹴り上げていた。 沢山の銃器が体中から現れ、間髪入れず変態に向けて発射。 ミサイルみたいな物まで小さい体から飛び出して、火薬の臭いがして、とんでもない音がした。 「ちょ、ちょっと!いくら変態だって人間なんだから」 これでもかと銃弾が撃ち込まれ、ミサイルが爆発……変態さんは無惨にも塵となって消えてしまった。 過剰過ぎる正当防衛。 私の頭の中には、逮捕されるビリーと私の姿が浮かんでいた。
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