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―エフミドの丘―
森の中に小さな一本道がただまっすぐに伸びていた。
ユーリが丘に入ってすぐに立ち止まる。
ユーリ「なぁ、ちょっとこっちに行かないか?」
そう言って森の北奥に指をさした。
ユーリの突然の提案に他のメンバーは唖然とする。
リタ「あんたから言うなんて、珍しいわね。でも、何で?」
ユーリ「……ちょっと海が見てぇって思ってな……。」
とユーリが言うと、ジュディスがニコリと笑って、
ジュディス「いいんじゃないかしら。」
と言った。
エステル「いいですね。行きましょう!」
とエステルが言い、ユーリ達は北奥の方に歩き出した。
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