2章

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  ―エフミドの丘― 森の中に小さな一本道がただまっすぐに伸びていた。 ユーリが丘に入ってすぐに立ち止まる。 ユーリ「なぁ、ちょっとこっちに行かないか?」 そう言って森の北奥に指をさした。 ユーリの突然の提案に他のメンバーは唖然とする。 リタ「あんたから言うなんて、珍しいわね。でも、何で?」 ユーリ「……ちょっと海が見てぇって思ってな……。」 とユーリが言うと、ジュディスがニコリと笑って、 ジュディス「いいんじゃないかしら。」 と言った。 エステル「いいですね。行きましょう!」 とエステルが言い、ユーリ達は北奥の方に歩き出した。  
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