プロローグ

2/2
63人が本棚に入れています
本棚に追加
/260ページ
  ?「ここがエアルクレーネ?」 ?「ええ。そのようです。もっとも、エアルは安定していますが。」 と女性がエアルクレーネの前に立ち、男性に聞いた。 男性はエアルクレーネを見上げながら、答えて肩をすくめた。 ?「それを乱す為に、あたしがいるんでしょ?」 と女性はクスッと笑って言い、エアルクレーネに触れた。 すると、エアルが濃くなり、うっすらと目に見えるようになっていった。 男性は女性の肩をたたき、離れるように言うと女性は頷き、男性と共に歩き出し、一度立ち止まり、 ?「早く起きないかしら。待ちきれないんだからね。」 と呟いた。  
/260ページ

最初のコメントを投稿しよう!