第4話:戦場

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「うふふ♪啓人、強くなったね。でも、私もそれなりに、強くなったわ。」 「か、勘弁してください。(汗)お市様が、強くなられたら…。の、信長公並みじゃ、ありませんか…。(汗)」 「あら、酷いわ!そんな事を言う啓人には、[お説教]よ!散れ、牡丹!」 「ひぃぃ~!ごめんなさいぃ~!」 「許しませんわ。咲き乱れ、銀杏!」 空中に、連環輪を引っ掛け、回転する。 「『徳川流拳闘術』東風の乱舞!」 高速ラッシュを繰り出し、捌く。 「啓人!貴方の成長を私に、見せてちょうだい!」 「分かっていますよ!ただ、お市様が無双化し過ぎですって!」 「その減らず口ぶりは、相変わらずだわ。ますます[お説教]しなきゃ、ね♪」 「ご、ごめんなさいぃ~!……!お市様、邪魔者が入ってきました。」 「…そのようね。本当、詮無きこと、だよね。行きましょう、啓人。」 「はっ。」 ↓ ↓ ↓ 「我々は、『蒼き狼』である!“天照権現”と“可憐戦姫”の御生命を頂戴いたす。」 「『蒼き狼』って言えば、[打倒・管理局]の信条を下に、各管理世界を荒らしている反管理局テロ組織!」 「貴様らか!松田を誘拐・暗殺しようとした連中は!」
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