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「あやつの思想はな!我々の大望を阻害する危険因子さ!早めに、芽を摘んだ方が良いのだ!」
「僕の[絆の力]が、危険因子、ですか?」
「うふふ♪面白い事をおっしゃる方々だね。」
「啓人くん、お市様!?」
「なのは姉さん、皆様方を連れて、避難してください。これから、此処が“戦場”になります。」
「そうですわ。“生命”という大輪の花を散らしてしまう“戦場”に参ります。そして、私と啓人は、[修羅]になります。」
「……。分かりました。どうか、ご武運を。」
「えぇ。」
なのは達は、陸戦シミュレーターから避難した。
「“可憐戦姫”・“天照権現”…。我々の大望のため、消えて戴こう。」
「それは、出来ない。[絆の力]を広めていく事が、徳川家の使命で、ね。」
「私もよ。あなた方は、お兄様と同じだわ!」
「黙れ!大人しく、殺されろ!皆の者、かかれ!」
「やれやれ…。仕方ありませんね。」
「お覚悟は、よろしくて?あなた方には、可哀想な事をしなければなりませんわ…。」
↓
↓
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-数分後-
お市と啓人の周りには、無惨な姿に変わり果てたテロ組織の工作員の山を築きあげた。
『…………。』
スバル達は、言葉をなくした。
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