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「啓人くん、お市様…。」
なのはが、2人に駆け寄る。
「『蒼き狼』…。彼らですね。啓人を誘拐・暗殺しようとした人たちは…。」
「ようやく、尻尾が掴めました。それなら、反撃ですね。」
「待ちなさい、啓人。焦りは、禁物です。彼らに関する情報を集めないといけません。」
「ごめんなさい…。」
「なのはさん。『蒼き狼』に関する情報を大至急、集めてもらえませんか?」
「お任せください…。」
なのはが、走り去るのと入れ変わりにスバルが、駆け寄ってきた。
「ダーリン…。」
「スバルさん。これが、本当の“戦い”なんだ。スバルさん達の感覚じゃ、こっちが殺(・)ら(・)れ(・)る(・)よ?」
「っ!?」
「スバルさん…。」
「うん、覚悟はあるよ。そのために、ダーリンの拳闘術を学んでいるから!」
「スバルさん…。ありがとう、大好きですよ。」
「えへへ、私もダーリンが、大好きだよ。」
※イチャイチャTime、START!
『(やれやれ…。)』
なのは達は、ラブカップルを苦笑いしながら見守った。
《次回予告》
『蒼き狼』の所在地等の情報の収集に当たる機動六課の一行。
しかし、そこに。
とある人物が、機動六課を尋ねてきた。
次回→『第5話:母との再会』
お楽しみに!
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