第4話:戦場

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「啓人くん、お市様…。」 なのはが、2人に駆け寄る。 「『蒼き狼』…。彼らですね。啓人を誘拐・暗殺しようとした人たちは…。」 「ようやく、尻尾が掴めました。それなら、反撃ですね。」 「待ちなさい、啓人。焦りは、禁物です。彼らに関する情報を集めないといけません。」 「ごめんなさい…。」 「なのはさん。『蒼き狼』に関する情報を大至急、集めてもらえませんか?」 「お任せください…。」 なのはが、走り去るのと入れ変わりにスバルが、駆け寄ってきた。 「ダーリン…。」 「スバルさん。これが、本当の“戦い”なんだ。スバルさん達の感覚じゃ、こっちが殺(・)ら(・)れ(・)る(・)よ?」 「っ!?」 「スバルさん…。」 「うん、覚悟はあるよ。そのために、ダーリンの拳闘術を学んでいるから!」 「スバルさん…。ありがとう、大好きですよ。」 「えへへ、私もダーリンが、大好きだよ。」 ※イチャイチャTime、START! 『(やれやれ…。)』 なのは達は、ラブカップルを苦笑いしながら見守った。 《次回予告》 『蒼き狼』の所在地等の情報の収集に当たる機動六課の一行。 しかし、そこに。 とある人物が、機動六課を尋ねてきた。 次回→『第5話:母との再会』 お楽しみに!
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