プロローグ

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「人間に考えても答えが出ないのなら、ロボットに考えさせてみてはどうでしょう?」 「それはどういうことだ?」 アメリカ合衆国大統領ホマート・エディックスが聞いた。 「私が開発した人工知能(A.I.)にすべてを委ねるのです。これまでの人類が歩んできた歴史、築き上げてきた英知、そのすべてを熟知しているロボットとならきっと最良の判断を下し、地球の未来を明るくしてくれるはずです。」 「本当にそんなことが可能なのか?」 日本の内閣総理大臣白川克郎が問う。 「可能にしてみせます―。」
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