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もう何年前だろうか。夏の時期だったことは覚えている。
それは小笠原諸島の父島に入港したときだった…。入港作業を終え、迷うことなく遊びに出かけた。
それまで何回も上陸したし、島自体もそれほど広くない為、迷う心配もなかった僕達だった。
今回も未開の地を開拓するフロンティア精神を発揮し、崖をよじ登りながら道無き道を歩いた。
そして、島の反対側に続くほとんど獣道に近い道を発見し、躊躇無く進んでいった。ある重大な事件を起こすとも知らずに・・・。
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