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ひゅおおお…
お化け屋敷は以外にはかなり恐かった…
カツーンカツーン…
二人の足跡だけが響く―
紫「ねぇ…やっぱり恐いわよ…」
賢「…大丈夫だって」
紫「―//」
お化け「うわぁぁぁ」
お化け「ぎゃあああ」
紫「きゃああああああ」
紫穂はおもいきり賢木に抱きついている―
賢「――//(可愛いな)」
紫「もう絶対絶対ぜーったい!入らないからね!」
賢「はいはい…でもお前可愛いかったぜお化け見て悲鳴あげて俺に抱きついてきてさ…」
紫「――//もうッッ馬鹿!!」
賢「じゃあ最後は観覧車に乗るか」
紫「そうね…(ああ…もうこれでデートも終わっちゃうのかな…嫌だな…)」
賢木と紫穂は観覧車に乗り込む―
紫「夜景綺麗…」
賢「な…綺麗だな…」
紫「て…何で私を見て言うのよ…」
賢「夜景を見ているお前の横顔が夜景より綺麗だから」
紫「なっ…//い…いいから夜景を…」
賢「…ふっ」
その瞬間―
賢木は紫穂に後ろから抱きついた―
紫「―――――ッ!?!?!?」
賢「今日は…ありがとうなお前とデートできて良かった…」
紫「それ…女が言う台詞のような…気がするんだけどな…」
賢「…いいんだよ男が言ったって…」
ギュッ…
紫穂を更に強く抱きしめる―
紫「///」
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