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デート~
紫穂が待ち合わせ場所に着くと―
賢「おっ!来た!来た!」
紫「センセイが私より早く来るなんて物凄く以外なんだけど…」
賢「あのなぁ…それ早く来た人間に言う言葉か?」
紫「で、何処に連れていくの?」
ツンとした言い方で言う紫穂だが内心では自分より早く来てくれた事が嬉しかった―
紫「(こんなに嬉しいなんて…私…どうかしてるわ)」
賢「そうだなぁ~とりあえず飯でも食いに行くか!」
紫「…うん」
と賢木についていこうとすると―
グイッ…
賢木が紫穂の腕をつかんで―
手をつながせた―
紫「…//」
賢「…//まっ//今日は…デートだし…」
紫「…//うん…」
周りからみると初めてデートを体験する男女である―
と―二人が歩いているのをじっと見つめる怪しい三人組の影が―
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