雨だから‥2

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純粋で初々しいのに、時々大胆で、可愛いのに綺麗で こんなギャップが堪らなく好き ずっと二人でいられれば‥ 二人で‥‥ 「あっ」 『どうしたの?ものすごく固まってない?』 「あの、俺、嘘ついたんです」 『何?』 「さっき、電話で“今一人?”って聞かれて‥うん、って‥」 三上さんと付き合う事になったのは、まだ誰にも‥結人にも話してないから 『あぁ‥話す?』 「え、でも‥」 『僕は君さえ良ければ』 「俺も、三上さんさえ良ければ‥‥でも結人に話せば、その‥部長さんにも知られるだろうし、仕事‥やりづらくなったりしませんか」 『全然、それより君の方こそいいの?僕なんかと付き合ってるって言って』 三上さんは、まだ俺と付き合ってる事に引け目を感じているのかもしれない 僕なんか‥って言わせたくないのに 俺にとっては世界でたった一人大切な人なのに それを分かって欲しい 「いいに決まってるじゃないですか!俺、誰にだって自慢したいぐらいです!」 こんな言葉しか出ないけど少しでも俺の気持ちに気付いて
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