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おまけ
(大海side)
シャワーを浴び、お風呂に浸かりながら思い返していた
今日のはヤバかった‥
可愛すぎじゃないか?
帽子を被った時は頬をピンクに染めて上目遣いで何とも言えない照れた顔
しかも相合い傘がしたい、だなんて‥その場で押し倒‥いや、抱き締めてしまいそうだった
やっぱり二人で出歩いたりしたいんだよな
結は俺が目立って声をかけられるから、と思い込んでいるけど、本当は結の事を見て騒いでる人が多い事に気付いていない
特に結を見て振り返る男達が多い事
そんな男達に、俺がどんな視線を向けてるか‥
君は気付いてないよね
クスッ‥結構大変なんだけどな
「大海~?起きてます~?」
「クスッ‥あぁ、君の事考えてたら長くなってしまったよ」
そう言いながら出ると、脱衣所で真っ赤になって固まっていた
「あっ、ちょ‥裸‥」
「当たり前だろ?」
このまま抱き締めたら、どんな顔するのかな?
目のやり場に困ってるし‥
「クスクス‥逃げればいいのに」
「そぅ、だけど‥‥嫌じゃ、ないから」
目を背けて言う君
また惚れ直したよ
もう、どれだけ俺をドキドキさせれば気が済むんだ
おしまい
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