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そんなことを考えていると、背後から声が聞こえた。
「相変わらず、仲が良いもんだな。二人とも。」
「本当に仲良いよな~。傍から見たら、カップルに見えるぜ~。」
慌てて後ろを振り向くと、いつの間にか来ていた政也と琢磨がちゃちゃを入れてきた。
「なっ!!なんだよお前ら!!いつから、そこに居たんだよ!!」
俺がそう言うと、政也と琢磨がにやにやしながら、俺と麗華を見ていた。
「白河が来て、すぐかな。ずっと会話聞いてたよ。」
「そうだな。後ろから見てたら、アツアツに見えたぜ~。」
「カップルってな…!!」
「それに、直樹はなんで白河の顔を見つめてたのかな~?」
「そういえば、見つめてたよな~。なんでかな~?」
政也と琢磨は相変わらず、ニヤニヤしていた。俺はそんなことを言われて、自分の顔が熱くなるのが分かった。
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