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「おはようございます~。」 小柄な少女は俺たちの傍に来た。 彼女の名前は桜井桃花。(さくらい ももか)歳は16歳。俺達より一つ下の一年生。身長は160㎝。身長のせいで、たまに中学生に間違われるらしい。顔は上の上。桃花はどちらかというと、かわいい系になる。髪はピンク。名前にあった髪の色だ。長さは背中の真ん中まである。普段は後ろで結んでいるらしい。性格はやんちゃだ。そのせいか、子供っぽいと言われたりするが、俺たちはそんな桃花がかわいいと思っている。 「よっ。桃花。」 「おはよう。桜井。」 「おはよう。桃花。」 「おはようございます。桃ちゃん。」 麗華は桃花の事を、桃ちゃんと呼んでいる。最初のころは恥ずかしいから、やめるよう言っていたけど、呼んでいくうちに慣れてきたらしい。 ちなみに、桃香は麗華の事を、麗ちゃんと呼んでいる。 「おはよう。麗ちゃん。」 「桃ちゃん、今日はツインテールにしてるの?」 「うん。今日はお姉ちゃんに、ツインテールにしてもらった。」 「お姉さんにしてもらったの。可愛いですよ。」 麗華は桃花の頭を撫でながら、微笑んでいた。麗華が桃花の頭を撫でていることは、よくある。桃花は気持ちよさそうに笑っている。
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