1章 本当の始まり

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「はじめまして。 水野瑞姫【ミズノミズキ】6才です。」 こたつに入った所で私は老人に挨拶をする。 「ワシは山上竜仁【ヤマガミリュウジン】じゃ、 可愛らしい、おなごさんだ。 のう、優仁【ユウジン】や」 山上さんは先程吹き飛ばされた少年に向かって優仁と言っている。 「どうも瑞姫。 俺も同じ6才だよ。 これからよろしくな」 優仁は竜仁と違って明るいようだった。
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