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慎太郎「当たり前っす。あやめさんの料理は日本一ですから!」
あやめ「やだ、慎太さん大げさですよ。」
私が愛すると決めた、
そして、慎太さんも愛すると誓ってくれたあの日から一ヶ月ほど。
二人の傷は大分癒えて、今ではこうして普通の食事ができるようになった。
龍馬「なんじゃ、今日は武市らはおらんのかい。」
あやめ「何でも、大久保さん達と色々話があるそうです。」
慎太郎「あれですかね?新しい政府の要職決めとか。」
龍馬「いやー、申し訳ないのぉ。もうちくっと体がましならえぇんじゃが…。」
あやめ「ダメですっ。今はまだ安静に、でしょ?」
龍馬「しししっ。あやめさんは厳しいのぅ。」
そう龍馬さんと笑いあっていたら、慎太さんが、なんだか少しすねたような顔をした。
あやめ「?慎太さん?どしたの?」
慎太郎「…なんか、龍馬さんの方があやめさんと仲が良いっす。」
慎太さんはそう言ってプイッと顔を背けてしまった。
あ~ぁ、まただ。
最近よく拗ねるんだよね。
あやめ「……もう、慎太さん、こっち向いて!」
慎太郎「ん?」
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