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『いいのよ、実際人気出てるんだからっ。
皆も着けてくれてるじゃない。』
フェリスに指摘されたが、皆も賛成してくれたでしょうと照れ隠しに怒っていた。
『ありがとう、アニエス ママ…大好き♪』
隣にいるアニエス ママの足に抱き着く。
背が届かないから…
仕方ないよね?
顔が見えると、恥ずかしいからじゃないよ。
そんな僕にアニエス ママが背中をぽっんぽんっと叩き、髪を撫でてくれた。
……その後、平常心を取り戻したアニエス ママは、
「はい、はい、皆、仕事よ仕事。
朝会を始めるわよ。」と表情を引き締めて声を掛ける。
後で聞いたら、私生活と仕事の区別をつける為には大事なことらしい。
そうしないと私生活の甘えが出てしまう。
大人も大変なんだね…
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