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僕は仕事をまだしたことがない、彼方でのアクセサリーのデザインも趣味の一環だったから…
家のお手伝いはしてるよ。
…一区切りがつくまで、待っててねと言われたので仕事の邪魔にならない様に待つヒカル。
「お客様の所に行って、この間納入した品のアンケート調査して来て」、「あの納入経路を改善したので確認して下さい。」、「一人暮らしの○○お婆ちゃんの所に、御用聞き行ってきます。」など色々とやり取りが聞こえてくる。
忙しそうだなと思っていると…
入り口の扉が勢いよく開き、息を切らした40代の男性が足をもつれさせながら入って来た。
『アニエスさん、どうか助けてくれ!』
そう言った途端に、男性は膝から崩れ落ちてしまう。
『ドレイク殿、どうされましたか?』
仕事の手を止め、近付いて労る様に肩に手を置くアニエス ママ。
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