1112人が本棚に入れています
本棚に追加
「……カル…
起きるのじゃ、ヒカル。」
なに?頭が凄い勢いで揺らされ、頬もペシペシと叩かれている…
うぅ~そんなに頭を揺らさないで、気持ち悪くなってきた。
『まだ眠いよ…』
次の日が楽しみで目が冴え、遅くまで寝れなかったヒカル。
『ほれ、今日は遠出じゃと楽しみにしておったのではないのか。』
しかし布団の中に潜り込み、猫のように丸くなるヒカル。
「仕方がないのう。」と言いつつ、いたずらを思い付いたフレア。
窓の外に向かって、不思議な音色の口笛を吹く。
すると窓から可愛い猫が、一匹…
最初のコメントを投稿しよう!