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僕は全ての言語を理解出来る反則的な言語力があるので気付く事が出来たけど、普通は無理だと思う。
だって、この文字は本などで調べてきた世界の言語とは全く違うし、それどころか今までの文字としての認識から外れてる…
考えを巡らせてると、フレアお姉ちゃんが壁に文字が書いてあると教えてくれたので見てみると、そこには以前見たことのある古代文字があった。
意味は、壁に書かれた古代文字の方が「闇深きの異世界へ…者は、光りの中を…」と破損の為に全てを読むことは出来ないが、何処かへ通じるゲートなのでは?
もう片方、扉の文字は「変換、空間座標、出力制御、固定」などや数値の羅列で、どこか内容がプログラム言語の印象を受ける。
知り得た事実を基に推測をすると、やはりこの扉は遺跡を築いた文明とは違う技術をもって創られているのでは?
そんな結論に僕は至る。
フレアお姉ちゃんと奥の部屋に入っていたアレン パパにその事を伝えると、
「さすが儂、勘が冴え渡っとるのじゃ。
ヒカル、これを見よ!」とリュックの中からリタが持っていたネックレスを勢いよく取り出した。
…何故か、効果音が聞こえてきそうだよ。
これは僕だけかもしれないけど、この行動にはこの効果音と言う感じで連想してしまうんだよね…変かな?。
『朝言っていたのは、その事だったんだね、フレアお姉ちゃん。』
『アレンからは、壁が壊れて通れる様になったからいらないだろうと言われたのじゃがのう。
やはり持って来て、正解じゃ。』
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