幼きルイの思い出

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父上に招待されたのなら、アレンさんがお客様なのね? 『お待ちしていました、アレン様。 父上は書斎にいますので、只今メイドを呼んで来ます。』 そう伝え呼びに行こうとすると、呼び止められる。 『あぁ、ちょっと待ってくれ。 ここに来たと言うことは、ハーブ園を見に来たんだろう? せっかくだから一緒に世話しないか?』 とっても良い笑顔で誘われました… 一緒にお世話をしながら、色々な話をする事になりました。 ハーブは好きか?から始まり、学校のことや、父上のことなど… 話をよく聞くとアレンさんは、王宮騎士団の団長様! びっくりしました!父上の上司の方だったのですね。 『ルイちゃん、君は騎士になりたいのか?』 突然そんな事を言われ、どう答えていいのか混乱してしまい… 『…はい、父上の様な騎士になりたいです。』 あっ女のクセに騎士になりたいなんて、馬鹿にしているのかと罵声を浴びせられるかもと、言ってから後悔する。
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